一般社団法人 耐震研究会は、建築業界の人材不足対策、地盤と建物の技術者育成、中古住宅の有資産化の先導、既存建物の耐震性の向上を目的とします。

1、調 査

耐震診断

「耐震診断」とは何か?

耐震診断は何故必要なのか?
法律は地震がある度に変わり続けています。しかし、建物を法律改正に併せて直す事はなかなか出来ません。
そこで耐震診断により既存建物の耐震性を判断する為に調査を行う事が必要になります。
木造住宅の耐震診断は現在、一般診断法と精密診断法の2種類の診断があります。
それぞれの調査の違いは下記の表の通りです。

一般診断 精密診断
基礎
壁の強さ
壁配置
接合部
劣化
床構面
調査法 目視 破壊調査
  • *基礎:基礎の種類と鉄筋の有無、クラック(ひび)が入っているかどうか?
  • *壁の強さ:建物の重さに対しての壁の量がどの程度あるか?
  • *壁配置:バランスよく壁が入っているか?
  • *接合部:柱頭、柱脚の横架材との接合など
  • *劣化:白ありや腐朽菌の被害はあるか?
  • *床構面:建物の屋根、床(水平剛性)がしっかりしているか?

このような調査の結果、下図のような耐震診断の評価点により、耐震性の判断の目安とします。

1.5以上 倒壊しない
1.0以上1.5未満 一応、倒壊しない
0.7以上1.0未満 倒壊する可能性がある
0.7未満 倒壊する可能性が高い

何故、耐震診断が必要なのか?

現在、木造住宅は30年程度が耐用年数と思っている方が多くおります。しかし30年程度で建物を新築するのは経済的にも環境的にも望ましい事とは言えません。
しかし、現在、地震の活動期に入っている今、防災対策を行う事が経済的にも効果的と言われております。
そのため耐震診断を行い、耐震改修を行う事が人命を守り、財産を守り、そして、環境を守る事に繋がります。

耐震診断が必要な建物

  • ・昭和56年以前の建物
  • ・腐れやシロアリ被害を受けた建物。
    またその可能性がある建物。
  • ・建物平面が複雑な建物
  • ・増改築を繰り返している建物
  • ・開口部の多い建物
  • ・大きな吹抜けのある建物…etc

構造調査…知って得する「家の人間ドック」

構造調査と耐震診断の違い

確認項目 構造調査 耐震診断
壁量
壁配置
劣化
接合部
基礎
床構面
伏図関係 ×
地盤 ×
不同沈下 ×
施工性 ×
二階床レベル ×
上下階の力の伝達 ×
換気 ×
温度差 ×

地震の被害は地盤の状態が問題になります。地盤が悪い所で特に地震の被害が集中しています。
地震対策には
1. どのような地盤の上に建っているのか。
2. 建物の問題点を調べる。
この2点をしっかり把握する事が重要です。
匠建築では「構造調査」により、地盤状況、建物の問題点の調査を行い、構造上の把握に努めます。

建物の問題を把握する事でこんなにもメリットがあります。

  • ・後、何年、住んでいられるのかしら?
  • ・地盤が悪いけど地震に耐えられるかしら?
  • ・地震が来ても建物が持つのかしら?
  • ・基礎が古いからダメなんじゃ?
  • ・新築するくらい費用が掛かるんじゃ無いかしら?
  • 構造調査はこのような不安に答える為の調査です。

    お気軽にお問い合わせください。 0120-37-0167 受付時間 9:00 - 17:00(土日祝日除く)

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